先ずは、ここに挙げた必読図書をじっくり読んでみてください。これらには、あなたが「アセンション」を目指す際の基礎として、ぜひ理解していただきたい事柄が書かれています。
必読図書
1.『人生はなんのためにあるのか』で「魂」の不滅を知り、
2.『神との対話』シリーズで現代に通じる「宇宙の真理」を知り、
3.『アセンション 宇宙からのメッセージ』で、「波動の法則」と、人類が今後どうあるべきかを知れば、
そして身体の芯にまで、これらを浸透させれば、もうそれ以上あちこち行脚を続ける必要はありません。
スピリチュアル関連の図書はそれこそ数えきれないほどありますが、本当に有意義なものというのは非常に少ないのです。あなたはもう、時間を無駄にすべきではありません。あれやこれやに手を出して混乱してしまうよりは、ここに挙げた3点の基本の図書を納得がいくまで何度も何度も読み返した方が、ずっと有意義ですし「魂」の成長が早く進むことでしょう。
魂の輪廻転生がどのようなプロセスで行われているかを詳らかにした書

人生はなんのためにあるのか
著者:マイケル・ニュートン
この本は、2000年8月にVOICEから出版された同名書籍の改訂版です。著者のマイケル・ニュートン(Michael Newton)は、カルフォルニア在住のアメリカ人で、心理学博士号を持つ催眠療法士です。
近年、トラウマを解消する手法として「退行催眠」が注目を浴びています。それは、当初は潜在意識に植え込まれた幼少時代(インナーチャイルド)の抑圧体験に遡り、因果関係を明らかにすることによって解消を目指そうとするものでした。
しかし退行をさらに推し進めると、前世にまで遡行できることが確認され、東洋思想のカルマ論が西洋社会にもしだいに受け入れられるに及んで、トラウマだけではなく、病気や怪我と前世体験との因果関係も明らかにされるようになったのです。
マイケル・ニュートンはこれに飽き足らず、被験者と数多くのセッションを繰り返す中で、「死後の世界」の探求に乗り出し、驚くべき緻密さをもって「死後の世界」の構造をほぼ描き出すことに成功しました。
本書は、それらの「退行催眠」のケーススタディと著者による解説というスタイルを取り、死の瞬間から霊界への移行、霊界における学習、そして再誕生までを、段階を追って再構成しています。それだけに大変読みやすく、大部ではありますが興味をそそられる構成となっています。
霊界の情報を出来るだけ引き出すために、時に被験者を通じて被験者のガイド(指導霊)とコンタクトするなど、チャレンジングな試みも駆使しています。一方で、被験者やガイドになるべく負担をかけないような配慮も随所に見られ、研究者としての真摯な姿勢が伺われます。
文章も無駄がなく、翻訳もとても上手いです。A5版で416ページもありますので、読み切るのはちょっとシンドイですが、「魂」は不滅であるということを理解する上で、これ以上ないテキストとなっています。
人間存在の意味と生き方について説いた、これぞ21世紀の気づきの書

神との対話①②③
神との友情㊤㊦
神とひとつになること
新しき啓示
明日の神
神へ帰る
神との対話 完結編
著者:ニール・ドナルド・ウォルシュ
ニール・ドナルド・ウォルシュの手になるこのシリーズは全部で10巻あり、たっぷり読み応えがあります。この全巻を読めば、人間存在の意味や生き方と、霊的世界との関係性を、ほとんどすべて知ることが出来ると言っても過言ではありません。その意味で、このシリーズは、21世紀のニューバイブルに位置づけられると思います。
今のこの時期に、こうした書が著されたのは、まさに神のご計画に違いありません。
この書のユニークな点は、書名の通り、著者であるニールが神に質問をし、神から返って来た答えを自動書記の形で記述している点です。ふつう質問者とチャネラーは、別の人が役割を分担するものなのですが、それを一人でこなしているというところが先ず異色です。
それだけを聞きますと、眉唾っぽく感じられるかも知れませんが、読んでいただければ分かるように、質問者のニールと、神の答えには、インテリジェンスの点で明らかに差があるのです。しかもこの神は、ユーモアのセンスも抜群ときています。
ニールの質問の言葉は、我々の思考レベルとほぼ同等で、素朴な疑問を投げかけているのですが、返って来る答えは、正に次元が違うというシャープさです。こうして、対話形式で書かれているので、まるでボケとツッコミの漫才を聞くような面白さにグイグイ引き込まれてしまいます。
それと、このシリーズの大きな意義は、世界各国語に翻訳され、広く読まれている点です。著者のニールはアメリカ人ですが、キリスト教国の一つであるアメリカに浸透した宗教的刷り込みを、破壊するインパクトをこのシリーズの登場が持っているように思います。
人々の精神の奥深くにまで染み付いている宗教的価値観を、一挙に崩すことは現実的には難しいでしょうが、少なくとも「古いものこそ真実」という思い込みに疑念を生じさせる効果はあったでしょう。
それほど内容が素晴らしく、現代人にフィットする言葉と感覚で書かれたこの本は、「ああ、これでいいんだ」「ジョークで語ってもいいんだ」と、これまでになかった視点を投げかけた点でも画期的なものだと言えます。
2018年10月、この「神との対話」シリーズに、なんと10年ぶりとなる新作『神との対話・完結編』が登場し、日本語訳が出版されました。前作の『神へ帰る』には、「これがシリーズの最後の1冊となる」と書かれてあったので、続編が登場したというのは驚きです。
その理由について、本書のシリーズが編まれた目的には実は全部で3つあり、2つについてはすでに語って来たが、3つめを語る時期がようやく来たからだと説明しています。さて、時期が来たとはどういう意味でしょう。それは、地球が、また人類が、いよいよ危機的状況に差し掛かっているということです。
しかしそれを、本書は「目覚めのチャンスだ」と言うのです。なぜなら、その危機的状況に、多くの人々が強い関心を抱くようになっているからだと説明します。そして、人類の「目覚め」とは、〈すでに自分が目覚めているということ〉に気づくことに他ならない、という核心を述べるのです。
これは、まさにチルチルとミチルの青い鳥探しと同じことで、このシンプルな結論に気づける段階に、人類全体がようやく至ったということを、この啓示が示しているものと思われます。
このシリーズを座右の書として、折に触れて読めば、まさしく21世紀のニューバイブルとして機能することでしょう。出版順に読まれることをお勧めします。
地球が今おかれた状況と、今後なすべきことについて余すことなく解説
アセンション 宇宙からのメッセージ

地球がアセンションするにあたって、人類へ送るメッセージ
著者:岡本せつ子
本書は、チャネラーである岡本せつ子氏が、2001年1月1日から2008年10月3日にかけて、自身のホームページ上で公開していたチャネリング・メッセージ『アセンション 宇宙からのメッセージ』を、「虹の学校」に集う有志たちの手によって再編集し、書籍化したものです。
現在、このサイトは削除されてしまって見ることができませんが、要約版が次のサイトで公開されています。 http://messages2012.web.fc2.com
さて、本メッセージには、世界的に見ても他に例を見ない、いくつかの特徴があります。先ず第一の特徴は、これが宇宙系の魂を持つ人々を対象にして書かれているという点です。宇宙系の魂を持つ人々とは、元々は宇宙の他の星の生まれでありながら、今回の地球のアセンションをサポートするために、1万年以上前に、自ら志願して地球に転生して来た存在のことを言います。『虹の学校』では「ユニバーサル・メンバー」と呼んでいます。
詳しくは本文に記載がありますが、これら宇宙系の魂を持つ人々は、あまりにも長きに渡って地球人としての転生を続けてきたために、今日では、志願して来た目的をすっかり忘れてしまった魂が少なくないのです。そこで、こうした魂に、自分の使命を思い出させ、奮起を促す目的で、このメッセージが岡本せつ子氏のもとに下ろされました。
第二の特徴は、当然のことですが、本メッセージが「地球のアセンション」というものの意味と、意義と、ステップについて、詳しく書かれたものだということです。しかしこれには重大な意味が含まれています。原文の中で、高次元の存在が、〈混乱を避けるために、アセンションに関する情報を、この岡本せつ子氏のチャンネルに限定した〉と、明確に述べていたのです。
つまりこのメッセージは、「地球のアセンション」に関する唯一の正しい情報だということです。ということは、2012年のピークに向けて、当時たくさんの情報が飛び交っていたのですが、それらはすべて偽物の情報だったということになります。
あえて当時を詳しく振り返ることはいたしませんが、その意味で、本メッセージの存在は、今後、本物と偽物を見分ける上での重要な示唆となることでしょう。偽物の情報が、どこからどういう意図でやってくるのか、そしてその特徴がどういうものであるかは、本文中に詳しく書かれてあります。
第三の特徴は、本メッセージが「波動の法則」についても、詳しく説明が為されているという点です。「波動」は、スピリチュアルな世界ではよく言われていることですが、ここまで突っ込んだ説明がされたものは他にありません。また、ネガティブな波動を受けた場合の対処法についての説明もあり、これは「光の道」を歩こうとする者にとっては、大いに役立つことでしょう。
また、第四の特徴として、自分自身がアセンションすることが、どのようにして社会の変革に繋がって行くのかが、「波動」との関係で明らかにされたというのは、これが初めてと言っていいでしょう。社会の変革ということを考えた時には、どうしても、革命とか新たな政治指導者の登場といったことを考えがちですが、そうしたものは第一義ではないのだということ。
それよりも、先ず人々の霊性が向上しなければどうにもならないのであって、その際に大切になるのが、先にアセンションした者が、普通の人間として生きることにより、高い波動を地球に固定していくことだと言うのです。あくまで普通の人間として生きることが大切であり、それが周辺の人々にも高い波動の影響を与えることになるというわけです。
これは、言われてみれば「なるほど」と納得がいくのですが、なかなか気づかないポイントではないでしょうか。けれどもこの言葉は、これから「光の道」を歩もうとする者にとっては、明確な目標が示されたという点で、大きな希望を与えるものとなることでしょう。
以上あげた特徴は、世界的にみても、チャネリング・メッセージとしては屈指のものであり、これが日本人に下ろされたという幸福と意義を、我々は噛み締めないわけにはいきません。そしてこのメッセージが、世界中の、まだ目覚めぬ「ユニバーサル・メンバー」に届けられることを願ってやみません。
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