アファーメーション(affirmation)とは「言い聞かせ」のこと。
シガニー・ウィーバーの『エイリアン』という映画をご覧になりましたか?
あのラストで、やっとエイリアンのいる星から脱出したリプリーが「やれやれ」と横になろうとしたとき、脱出ポッドの中にも一匹のエイリアンが忍び込んでいたことを知って、仰天します。観ている方も、ぞーっと身の毛がよだつ瞬間です。
そのときリプリーが、自分を落ち着かせようとして発した言葉が「Lucky, Lucky」。
そんなふうに、アファーメーションは困った時の、「心」の頓服薬なのです。

心が動揺した時に

心を治めるための第一歩は、濁流のように押し寄せてくる自分の心に、とにかくストップを掛けることです。そのままにしていたら、あっと言う間に自分が流されてしまいます。この暴れる心に、とりあえずストップを掛ける有効な手段となるのがアファーメーションです。
これは心を押さえつけるのではなく、自分の心を客観視できるようになるためのきっかけとなるものです。様々な心の動揺の場面に対応した言葉をご用意しましたので、お困りの時は試してみてください。


人は自分が気分に支配されていることに案外気が付かない。
落ち込んでいるときは客観性が消えてしまう。何でも個人的に受け止めてしまう。
悪いところばかりに捉われない。しょせんすべては小さなこと。
マイナス思考の雪だるまをつくらない。そんなときは「ああ、またやってるよ」と止める。
ネガティブな感情は分析しない。分析したら増殖するだけ。
実際のところ、人生は落ち込んだときに感じるほどひどくはない。
暗い気分は、放っておけば自然に消滅する人間の宿命的な感情。
暗い気分のときは、あまり深刻に受け止めず「これもいまに消える」と言い聞かせる。
明けない、夜はない。
「大丈夫、大丈夫、大丈夫」と唱える。

それがそんなに重要か? 1年経ったら、みーんな過去。
人生は思いどおりにいかないもの。うまくいかないことは人生につきもの。
過去は変えられないが、自分との関係性は変えられるんだ。
あれはあれで終わったことだし、必要だったし、学べたんだ。引き摺ることはない。
人生に失敗はつきもの。失敗してもそこからまた始めればいい。

ほめることもけなすことも同じこと。万人を喜ばせることなんて出来ない。
いいこと/悪いこと、認められること/拒絶されること。人生はその繰り返し。
みんなそれぞれの価値観があって、いつも自分の考えと一致するとは限らない。
否定されたときは落ち込まず「またか。そんなこともあるさ」と思う。

人生は期待どおりになんていかない。期待を捨てればもっと自由になれる。
一度や二度やってうまくいなかくても、くじけず、嘆かず、学び取る。
神様はまた試練のチャンスを与えてくれたんだな。感謝、感謝。
結果じゃない。もがき続けることにこそ意味がある。そこから成長が始まるのだから。
大きな評価よりも、むしろ小さな成果を、自分自身で評価してあげること。
身近な支援者、協力者、理解者に励ましていただこう。
この世の評価と、神様の評価は違うもの。
調整して、工夫して、意識の転換を図り、次の企画アクションを開始しよう。

自分が思うほど、周囲の人間は自分のことなど気にしていない。
完璧を目指さなくていい。いまのままの自分でいいんだ。
自己抑制を掛けない。GO!GO!

一見、順風満帆に見える人にも悩みがある。なぜなら人間として生まれて来ているから。
成功者と比較しない。自分のありのままを認め、己の今世の役割に徹せよ。


 
ブツブツブツブツ‥‥ と思い浮かべる。

その行動の奥にある無邪気さを探そう。
人類学者になってみる。「そうか、それが彼のものの見方なんだ。おもしろいなあ」

他人が投げたボールをすべてキャッチすることはない。自分の限界を考えること。
よけいなおせっかいはやかない。本当に求められたときだけ手助けを。
利他、愛、見返りを求めない。

「いつかきっと」より「いまこの瞬間を」生きる。
目の前の邪魔者こそ人生。だから、そのときをどう過ごすか?
人生においては答えよりも、問いかける能力の方が大事。それが使命への推進力となる。
目先の問題はまたとない教師。
意味のある業績とは、親切や幸福という要素を大切にすること。
直感を信じて、否定的な雑念は打ち消し、やさしい思いが浮かんだらメモして実行する。
直感が与えてくれるメッセージを実行に移すと、なんらかの愛情ある行為で報われることが多い。

1.魂が喜ぶ直感に従う。
2.起きている状況、シンクロニシティをしっかり見て、本当に大切なことは何かを見極める。
3.心の平静をキープし、自分がやるべきことに邁進する。
4.結果や見返りを求めず、be here now を生きる。

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不安障害の人へ

自分が苦手だと思う場面で不安な感情が起こるのは、その場面や出来事に原因があるのではなく、その認識の仕方に原因があるのかも知れません。
不安障害のある人は、幼いころからの体験や思考や行動に、特有のパターンがあるものです。自分ではそれを「心グセ」だとは気がついていませんが、独特の思い込みによって自分で自分を制限している場合が少なくありません。たとえて言えば、アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるような感じです。
この「心グセ」に気づき、いつも陥りがちな思考パターンから脱却できれば、不安は軽減されます。そのためのアファーメーションを考えてみました。一朝一夕には改善されませんが、繰り返し目を向けるようにして、「心グセ」を修正していくようにしましょう。


生々流転、みな良い時もあれば悪い時もあるさ
過去の失敗に目を向け続けていても、どうにもならないのだから、今や無意味
それより、経験によって得たものもたくさんあるでしょ
得たものに注目しよう、得たものを10コ書き出してみよう
経験を活かして、次につなげる逆転の発想をしようよ

そんなことないよ
他の人にはない長所をたくさん持っているよ
自分の長所を20コ挙げてみよう
自分は自分のままでいいんだよ

どうして比べるのさ、他者を過大評価し過ぎだよ
あの人と私とは別個の人生、それぞれ別の課題があるのさ
この人生で、自分は自分の課題を果たせばいいんだよ
自分の居場所を作っていいんだよ

完全を求めることは素晴らしいけど、そこに引き摺られないこと
やるだけやって出た結果は仕方がないよ
自分では70点だと思っても、喜んでくれる人がいたのならそれでいいじゃないか
70点でも、充分社会に貢献してるよ
最終的に5勝4敗1分けなら、人生、御の字じゃないかな

失敗って、本当に失敗なの? そんな証拠あるの?
自分がそう思ってるだけじゃないのかな?
それに人って、他者のことなんか、それほど気にしていないものだよ
たとえ失敗でも、一日経てば、ほとんどの人はもう忘れているものさ
さあ次の企画に頭を移そうよ

完全を求めていたら、いつまで経ってもスタートできないよ
世の中は日々動いているんだ
思いついたら、とにかく踏み出してみよう
あとは走りながら考えればいいのさ
うまくいかなかったら戻ればいいのさ

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遠藤 実さんの『人生三十三言』

遠藤 実(えんどう みのる)さんは、戦後歌謡界を代表する大作曲家で、生涯に5,000曲以上も曲を作られたそうです。流しの演歌師から作曲家となり、自分の名前を冠した「ミノルフォン」というレコード会社まで設立した立志伝中の人物。その遠藤 実さんが『人生三十三言』という格言を残されています。
苦労人であった遠藤 実さんならではの凝縮された言葉。
あまり知られていないようですが、素晴らしいものですので、ここにご紹介させていただきます。

不平不満が多く常に暗い人
感謝の心を素直に表せない人
嘘を重ね約束を守らない人
自分をかばうために恩人を悪く言う人
人さまに働く場所をあたえられている事に気づかない人
地位だけを欲しがり責任を他人に転じる人
わずかな事を恩を着せ大きなお返しをのぞむ人
この世で起きた事はこの世で解決できるのを知らない人
人さまに与える事を惜しむ人
自分をかばい過信して職をたびたび変える人
自我を通すために暴力や裏取引を使う人
意見を求められても堂々と答えられない人
仲間はずれのときこそ反省と前進の機会だとおもわない人
愛と時と金銭を粗末にする人
健康な身体をありがたいと感じない人

笑顔で朝を迎える人
返事よく行動できる人
自分の手柄を努力する後輩にゆずれる人
人さまのよろこびを心から祝福できる人
物にも生命を感じ大切にあつかう人
働く汗を惜しまずに汗のあとのさわやかさを知った人
まるい心、ひろい心、すきとおる心を養う人
順調な時おごらず、低調な時くさらず、勝った時負けた心をくみとれる人
礼を重んじ節を尊ぶ人
原点を忘れず、ひがまず、ねたまず勉強する人
好きなもののために馬鹿になれる人
人さまの持ち物を欲しがらない人
深い信仰心を生活の中に生かす人
先祖父母恩人を心から敬う人
見栄を張らず素朴さを失くさない人
世のため人のために心がける人
うしろ姿から、また会いたいとおもう余韻を残す人
大自然の恵みに毎日の感謝を忘れない人

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思考と運命の関係

人生は選択の連続です。今晩何を食べようか、どんなテレビ番組を見ようか、お出掛けに何を着ようか、みんな選択です。
そして選択の軌跡が、結果として人生を形づくるのです。
では選択はどのようにして行われるのでしょう。それは思考の産物です。ですから、思考が人生を創ると言えるのです。
この関係を語った言葉がありますのでご紹介します。


思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから

心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、 習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。

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