カタカムナ文字

旧石器時代末期の日本に存在していたといわれるカタカムナ文明において使用されていたとされる文字。神代文字の一つで、カタカムナ図象文字とも呼ばれる。幾何学的な円と直線からのみ成り立っており、右から左へ縦書きされるのではなく、中心から外側へと円を描くように読み進める。

カタリ派

カタリ派(Cathares)は、中世ヨーロッパで一時有力だったキリスト教異端の一派。カタリ派という名前は「清浄なもの」を意味するギリシア語の「カタロス」に由来している。宗派の起源は3、4世紀にまで遡ることができるが、弾圧から逃れるために5世紀に一旦地下に潜り10世紀になって復活した。カトリック教会は、カタリ派が二元論的世界観に代表されるグノーシス主義的色彩が濃厚として異端と認定。1209年、アルビジョア十字軍を組織してカタリ派の殲滅を計った。その後も異端審問などの弾圧が続いた結果、14世紀末にカタリ派は消滅した。

カーマ・スートラ

4~5世紀ころに成立した古代インドの性愛論書。

カール・グスタフ・ユング

カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung、1875~1961)は、スイスの精神科医・心理学者。ユング心理学ともいわれる分析心理学の理論を創始。一時はジークムント・フロイトと親交があったが、その後意見の違いから袂を分かった。集合的無意識(共通意識、共通的潜在意識)、元型、シンクロニシティなどの考えを提唱。

カルマ

カルマ(Karman)とは、サンスクリット語で「行為」を意味する言葉。仏教でいう業(ごう)に当たる。しかし単に何を為したかということではなく、為したことに付随する思念や感情を含めてカルマという。このとき、満たされなかった感情や恨みなどの思念は、チャクラに種子(しゅうじ)として刻み込まれ、肉体消滅後も霊魂の中で生き続ける。これが次の生を設計する元となって、転生後の人生に大きな影響を与える。

ちぎられた葉の先にも形が表われていることに注目

キルリアン写真

高電圧、高周波の電圧をかけて発生したコロナ放電の状態を撮影した写真のこと。1939年にロシアの電気技師のセミョーン・キルリアン(Semyon Kirlian, 1898~1978)とヴァレンティナ・キルリアン(Valentina Kirlian, 不明~1972)夫妻が開発した。オーラや生体エネルギーともいわれる輝きが写る現象。

グノーシス主義

グノーシス主義(Gnosticism)は1世紀に誕生し、3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った古代の宗教思想の一つ。グノーシス(Gnosis)はギリシャ語で「知」あるいは「認識」を意味する。反宇宙的二元論の立場にたち、人間の本質と至高神とが本来は同一であることを認識することにより、救済、すなわち神との合一が得られると説く。この思想は、黎明期のキリスト教にも多大な影響を与えた。そこでこの思想を持つキリスト教徒をキリスト教グノーシス派と呼ぶ。グノーシス主義は秘教的知識を有するがゆえに、教会からは異端として排斥された。

クリシュナムルティ

ジッドゥ・クリシュナムルティ(Jiddu Krishnamurti, 1895~1986)は、インドの宗教的哲人、教育者。既成のいかなる信条や思想によらず、既知のものからの離脱こそが人間を自由にすると主張。14歳の頃に神智学協会に見いだされ教団の長となるが、宗教組織や組織的な活動によって真理に到達することは不可能であると宣言、1929年に教団を離れた。人類の真の解放を求めて、インドやイギリス、アメリカ、スイスを拠点として講話や対話に生涯の大半を費やした。

クリスタル・ヒーリング

クリスタル(Crystal)は、規則正しい結晶構造を持つ鉱物のことで、この結晶構造にはチャクラと同じく7種類がある。クリスタル・ヒーリング(Crystal Healing)は、このクリスタルが発する波動とエネルギーによって、心身の不調和を取り除き、調和を取り戻そうと図るヒーリングテクニック。パワーストーンは和製英語である。

クンダリニーの覚醒

クンダリニー(Kundalini)は、サンスクリット語で「螺旋を有する」という意味の語で、宇宙に満ちている根源的生命エネルギー(Vital Life Force)の人体内での名称。常人は、そのエネルギーが尾骶骨部に眠ったままになっているが、特殊な行法によってこれを覚醒させることが出来る。クンダリニーが覚醒すると、エネルギーが背骨に沿って頭頂部へ上昇し、体が燃え盛る炎に包まれたように熱くなる。このとき苦痛を伴うが、それ以後は超人的な能力を発揮するようになると言われる。

ゲオルギイ・グルジエフ

ゲオルギイ・イヴァノヴィチ・グルジエフ(Георгий Иванович Гурджиев, George Ivanovich Gurdjieff, 1866~1949)はアルメニア(当時ロシア領)生まれの神秘思想家、著述家、舞踏作家、作曲家。ロシア、フランス、アメリカなどで活動し、のちの精神的指導者たちに大きな影響を与えた。性格分析に使われている「エニアグラム」を世界で初めて広めた人物として知られる。

ゲシュタルト

ゲシュタルト(Gestalt)とは、ドイツ語で形態の意味であるが、特にいくつかの部分が集まって、全体として意味をなすような構造のことをいう。例えば、漢字の「永」の文字には、ゝや|や一など、書道に必要なすべての技法が含まれているが、個々の要素は特に意味を持たない。しかしそれらが集まってある位置に置かれると「永」という文字を構成し、意味を持つようになる。これがゲシュタルト構造である。

結界

神聖なる世界と俗なる世界を分け、区切るもの。この中に入れば邪悪なものの侵入を防げる。モンロー研究所でいうレゾナント・エナジー・バルーン(Resonant Energy Ballon)は、これと同じものと考える。

ケネス・リング

ケネス・リング(Kenneth Ring, 1936~)はアメリカのコネチカット大学心理学部教授、臨死体験研究者。国際臨死研究学会(IANDS)の創始者の一人。

ケルト文化

ケルト(Celt/Kelt)文化はヨーロッパにおいて2500年以上の歴史のある古い文化。古代ケルト人は文字をもたず、多神教で自然崇拝のドルイド教、ケルト神話として知られる神話が有名。

賢者の石

中世ヨーロッパの錬金術師が、鉛などの卑金属を金に変え、癒すことのできない病や傷をも治すことのできると考え、探し求めた伝説の物質。万能薬(エリクサー)、錬金薬液(エリクシル)、染色液(テインクトゥス)と呼ばれることもある。

*卑金属は貴金属の対立語

根本主義者(fundamentalist)

二十世紀はじめにアメリカに起こり、1980年代になってから急激に盛んになったプロテスタント教会の教義運動である「聖書根本主義」を支持する人々のこと。聖書に書かれた記事を文字どおり信じるのが信仰の基本であるとする。

編集委員:木元千晶、今成宗和
最新更新日 2017-10-01
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