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HOME > 霊性の向上を図る

経済成長よりも霊性の向上を



政治は未だに「経済成長」を目標にしています。けれども過去20年間、経済は低迷し続け、むしろ暮らし向きはどんどん悪くなるばかりです。
本当ならば、日本は「成長戦略」ではなく、90年代初頭から「成熟戦略」に転換すべきだったのです。

しかし、「経済の成長が国民の幸福を約束する」という高度成長期の成功体験が忘れられず、戦略転換を過った結果、逆に経済は停滞し、そればかりか日本人の美点であった勤勉さや、和の精神や、他者への思いやりや、健康的な食習慣や、家族の絆や、自然への感謝と崇拝の念までもが、しだいに失われていってしまいました。

いま、そうした状況変化に危機意識を抱いた一部の人たちから、経済の仕組みや、環境や、生活自体を見直そうという動きが広がっています。
そうした動きにプラスして、私はこう提案したいのです。
「経済成長」よりも「霊性の向上」をめざすべき時が来た、と。


なぜ「霊性の向上」が必要なのでしょう

世の中を変えるには二つのことが同時に必要です。
一つは、世の中の具体的な仕組みを変えること。
もう一つは、人々の意識を変えることです。

なぜ、この世から戦争や貧困がなくならないのか?
仕組みを変えようと努力しても、人間の意識がなかなか変わらないからです。
貧困の原因を、マザー・テレサは一刀両断のもとに、こう言います。
「この世の貧困の原因は、分け与えないからだ」と。

グローバル経済がもたらしたものは、分け与えないどころか、奪うことを礼賛する思想です。
多くの人たちが、そのとりこになっている。
しかし、そうした思想は世界全体を不幸に導くだけではなく、いずれは富を奪った本人までをも奈落の底に突き落とす結果になるのです。それが「天の理」です。

だから、「霊性の向上」が必要なのです。
霊性が向上すれば意識が変わる。意識が変われば行動が変わる。行動が変われば世の中が変わる。
百匹目の猿現象がいつか起きることを期待して、先ずは気づいた人から「霊性の向上」を目指して行って欲しいのです。